ビットコインなどに代表される仮想通貨の出現に伴い、それに関連する詐欺案件が急増しています。
特に、メールを用いた以下のような案件に関する相談などが増えているようです。
- ビットコインの投資に関する詐欺
- ビットコインでの支払いを要求する詐欺
そこでこの記事では、実際にどのようなメールが来るのか、実際の例と特長をご紹介していきます。
目次
ビットコイン詐欺の迷惑メールの実例集
アダルト&コンピューターウィルス系
こちらはアダルト関連や、コンピューターウィルス関連でよくあるパターンですね。
「マズいことが起こってますよ」「このままだとバレますよ」からの、
「これだけ払えば解決出来ますよ~」系です。
日本語や、文章の持って行き方もおかしいですし、
正直これを見て払ってしまう人がいるのは、個人的には信じがたいです。
ただ、この手の文面でのメールの受信報告がTwitterなどでも結構報告されているようで、
ということはつまり、ある程度の成果?が出ているからなんでしょうね。
20万円を送れって書いてますけど、例えば1万人に1人でも反応してくれれば大儲けなわけですよね。
確かに、
- メールの文体というものそのものに慣れておらず、おかしさに気づかない人
- とにかく¨料金の請求¨というものにビビる人
といったあたりの特長の人に当たれば、実はかなり¨イケる¨のかもしれません。。
これも¨それ系¨ですね。
ビットコイン業者を装う系
先程ご紹介したものは、正直胡散臭さが半端じゃないので
ある程度慣れている方であれば¨ネタメール¨として処理できるようなものでした。
しかし、これはかなり厄介です。
BitFlyer(ビットフライヤー)は実在する会社で、利用者数も250万人いる¨大手¨です。
このメール内容の場合、そもそもBitFlyerを利用していない人にとっては全く関係ないわけですけど、
利用している方であれば、中には引っかかってしまう人もいることは想像に難くありません。
文章もかなり¨それっぽい¨ですし、会社の住所も実際のものと同じなんですよね。
また、本来であれば、送られてきたメールの¨アドレス¨を確認するのも、判別するための1つの手です。
ただ、どうやらそれも、「本家」にかなり寄せているものが多いようで、余計に紛らわしさがアップしてます。
正直、こういうのを見慣れている人は、¨これは違う¨と感覚的にすぐ分かります。
まず、プライバシーポリシーの改定について確認しなかったからといって、
アカウントの停止にまで至らせるような、強権的な措置を取る会社はほとんど無いです。
もちろん大事な事柄ではあるのですが、実際のところは「出来れば見といて下さいね~」くらいのものなので。
→個人情報について、その収集や活用、管理、保護などに関する取り扱いの方針を明文化したもの