アムウェイの勧誘を受ける際に、いくつかのDVDを見ながら(強制的に見させながら)会員から説明を受けます。
その中でも「パブロとブルーノ」の物語は、絶対に見せられると言ってもいいくらい、
アムウェイ会員イチ押しの鉄板物語です。
この記事ではそんな「パブロとブルーノ」の物語とあらすじについて、分かりやすく説明していきます!
目次
パブロとブルーノの物語について
まずはそもそもどんな動画を見せられるかというと、、
YouTubeにありました。(結構再生回数いってますねw)
これはそもそも何なのかというと、
「超パイプライン仕事術」(作者不詳)という書籍の中で紹介されている寓話(物語)で、
元は英語のものを日本語に訳したものです。
せっかくなんで(?)上の動画を観てもらってもいいんですが、
そこそこ長いので、モノ好きな人以外は以下のあらすじを読んで頂けるとベターです!
パブロとブルーノ 物語のあらすじ
パブロとブルーノは、今の暮らしをよくしたいという夢を持つ田舎に暮らす青年。
どうすれば、手に入れたい牛や家を買え、村一番の成功者になれるかを常に考えていました。
そんな時、村長が若者2人を雇うことにしました。仕事は、遠く離れた山の湖から2人の暮らす町に水を引いてくる仕事です。
2人はこれに応募し、着手することになりました。
仕事の給料は運んだ水の量によって決まるというルールです。
パブロとブルーノは最初のうちは、2人ともバケツを持ち、湖と町を往復することで町に水を運びました。
しかし、パブロは毎日の疲労がひどく、もっと効率よく、もっと楽に水を運ぶ方法を考えていました。
そこで、湖から水道管のようなパイプラインを引いて、町に水を流す方法を思いつきます。
そして平日は、バケツで水を運び、休日はパイプラインづくりに充てました。
対するブルーノはバケツの大きさを大きくし、湖と町の往復回数を増やすことが給料をあげる唯一の方法だと考え、
パイプラインの制作を誘うパブロをスルー。
パイプラインは何ヶ月経っても、完成しないため、その期間は給料に反映されず、その時点で稼ぎが多いのはブルーノ。
しかし、2年の時が経ち、パイプラインが完成し、湖から町に水が流れ続けました。パブロは一気に2倍の量の水を運べるようになり、ブルーノと立場が逆転。
食事をしているときも、寝ているときも水が流れ続け、莫大な収入になったとさ。
おしまい。
、、というのがあらすじ!
これでもだいぶ削って書いたけど、文章にしても長かった!ごめん!
結局何が言いたいのよ?
この話を勧誘の際に見せる意図を端的に言うと、こんな感じ。
権利収入は労働収入に勝る!だからアムウェイは最高なんだぜ!分かるだろ!?
もう少し整理すると
- ブルーノ⇒目先の収入に囚われて、時間を切り売りする働き方しか出来ない人間
- パブロ⇒仕組みを作ることで自分が動かなくても収入を得ることが出来る人間
という風に例えられています。
勘の良い方はもうわかったでしょうか?
この話のキーワードは「パイプライン」。
これがアムウェイで言うところの「人脈を作ってアムウェイの販売網を拡大」に相当するということ。
仕組みが出来るまではしんどいけど、完成したら人よりラクにたくさん稼げるのはわかったよね?
時間を切り売りするしか収入を得る方法がないなんて、体壊したら終わりで馬鹿らしいじゃん?
だからアムウェイを広めまくって独自の販売網を作ろうよ!お金が半自動的に流れてくる仕組みを作っちゃおうぜ!
というのが、アムウェイ側がこの動画を通じてアナタに言いたいこと!
感想
えっとですね、僕の感想としては「パブロとブルーノ」の考え方自体は別に何もおかしくないと思います。
例えば家賃収入や著作権収入といった稼ぎ方は、まさにパイプライン的な収入であって、何も問題はないですからね。
労働収入だけに依存するということは、体調が悪くなったり、会社をクビになったりした場合にたちまち困るというリスクをはらんでいることも確かです。
ただ、アムウェイを肯定出来ないのは、その仕組み作りをする上でのやり方が非常に鬱陶しくて
興味がない人からすると迷惑レベルMAXな上に、法的にめっちゃグレーだから。
そういった問題さえクリア出来るのであれば、どうぞ好きにやってくださいってだけの話だと思いますね。
出来てないけど!