アムウェイの成れの果て 友人の末路をリアルな体験談で紹介！

この記事では、僕の大学の友人で、入学直後からアムウェイにどハマりしたある男性の末路についてご紹介していきます。

アムウェイにハマった人が皆、彼と同じような道を辿る、、というわけではないですが、

かなり典型的な例であることも確かなので、チェックしてみて下さい！

筆者のこれまで

僕は幸か不幸か、幼少期から叔母がアムウェイ＆新興宗教狂いだったり、

その他にもそういったものにハマる人が身近にいたりしたという経緯があります。

そして、そのいずれにおいても嫌な思いをしたことがあるのもあって

そういったものに対して、半ば条件反射的に拒絶反応があります。

なので、周りの友人に対しても、

「もし君がそういうのに今後ハマったとして勧誘しようとしても、俺だけは無駄だから」という宣言をしていました。笑

アムウェイの成れの果て

その甲斐あってか（？）今回の主人公であるA君も、僕だけには勧誘してくることは無かったです。

ただ、裏を返せば、僕を除いた友人全員に勧誘していたということです。

そして、当然中の当然の帰結として、友人全員から危険人物扱いされ、みんな彼を避けるようになりました。

その当時の彼は、二言目にはアムウェイの話をするくらいドップリ浸かっていました。

（↑そんな奴、避けられて当たり前です（笑））

ただ、先述の宣言の効果もあってか、僕には勧誘してきませんでした。

そして、「大学内で彼が喋るのは僕だけ」という状態にあっという間になっていきました。

ですが、彼は自分が浮いていることをあまり気にしていませんでした。

それは、最後の砦として僕がいたから。

、、ではなく、アムウェイ内のコミュニティでむちゃくちゃ楽しんでいたからです。

アムウェイをやっているメンバー達と、毎週のようにイベントをやったり、ロープレなどの¨勧誘上達活動¨をやったりしていました。

※ 一応書いておくと「ロープレ＝仲間内で営業の練習をし合う」みたいなことです。

なので、彼的には、今時で言う「超絶リア充」。

アムウェイ内の論理に浸かっていたので、「むしろ、俺を理解出来ない大学の奴らが頭悪い」という境地に達していました。

友人の末路

しかし、半年くらい経つと、そんな彼の顔色が徐々に悪くなっていったんですね。

さすがに声をかけざるをえないレベルだったので、話を聞いてみると、

アムウェイ活動の収支がかなりマイナスになっていることや、

自分が抱えたアムウェイ製品の在庫残りによるプレッシャーで、かなり宜しくない状況に陥っていたんです。

アムウェイでは基本的に、製品を先に買わされた上で

—アムウェイ側としては「自主的に買っている」と言うでしょうけど—

勧誘活動を行うので、営業力に乏しいものは当然、どんどんジリ貧状態になっていきます。

彼もまさしくその状態に陥っていました。

そして、その後まもなくアムウェイも続けられなくなり、

さらに借金も残ったこと・精神的に塞ぎ込んでしまったこともあり、学校も辞めてしまいました。

僕はその後も彼とコンタクトを取っていたのですが、徐々に連絡が取れなくなってしまいました。

少なくとも僕や周りの友人で、彼がその後どうしているのかを知っている人は誰もいないです。

まとめ

A君のように、ここまで綺麗に？ダメなスパイラルに嵌っていく人ばかりではないと思います。

でも同時に、

「アムウェイ外の人ともそれまでと同じく良好な関係を続けながら、

勧誘するべきT.P.Oを見極めた上でバリバリ結果を出し、お金も人間関係も上手くいっている」

というバランス感覚を持った人は極めて稀だと思います。

みな何かしら、アムウェイをやる前とそれ以後とでは

意図せずとも変わってしまう部分があり、何かを（結果的に）犠牲にしているのは否めないと思います。

その犠牲にするものが、自分にとって重要なものでないと冷静に判断出来て、

取捨選択出来るのであれば全然問題は無いのですが、多くの場合は、視野が狭くなってしまっています。

そもそも、自分が変わってしまっていること自体を気づけませんしね。

その結果、大事なものを無くしたことに後から気づく、、っていうあるあるパターンになってしまうことが、

周りでやってる人・やってた人を見ても本当に多いです。

嵌まり込んでいる人を目覚めさせるのは、アムウェイに限らずとても難しいですが、

周りにそういう人、もしくは予備軍がいたら、アナタの無理のない範囲で手助け？してあげて欲しいなと思います。